種類・分類
【誤嚥性(嚥下性)肺炎】
食べ物を飲み込む機能に原因がある
誤嚥性(ごえんせい)肺炎は、嚥下機能(食べ物を飲み込む機能)が正常にはたらかない場合に起こる肺炎です。またの名を嚥下性肺炎と呼びます。これは、食べ物を飲み込む機能がうまく働かないため、食べ物の呑み込み不良がおこり、食物や唾液の雑菌などが気道から肺に入ることで感染が起こります。
すでに基礎疾患をもっていて抵抗力のない高齢者の患者さんに多く、とくに脳血管障害、痴呆、意識障害、パーキンソン病などといった神経筋疾患、胃ー食道逆流などが存在する場合に誤嚥性肺炎が発症しやすいといわれています。
症状
食べ物が食べにくい、せき、たん、などが前兆症状です。飲み込む能力が低下するので、肺炎時は食べ物や唾液が間違って気管を通して肺に入り、咳や痰が排除できない状態になります。そのほか、全身倦怠感や食欲不振、脈が速くなるといったような症状が現れます。
予防と治療
細菌を繁殖させないための、口腔ケアや食べ方の改善などが予防になります。食後や寝る前に必ずうがいと歯磨きを行いましょう。舌の汚れをとるのも大切です。
また、食べ方としては姿勢を起こして食べ、食後30分以上は横にならないようにしましょう。治療は入院して、点滴での抗生物質投与が一般的です。
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