肺炎とは?
微生物の感染
肺炎とは、さまざまな微生物の感染によって、肺のある部分に炎症が起こっている状態です。感染性疾患の一種で、とくに体の力が弱っているとき、高齢になって免疫力がおちているときに発症しやすいといわれています。肺炎はよく聞く病気で、軽い病気と思われがちですが、重症の場合は生命にかかわることもある病気です。死因としても第4位を占めている怖い病気といえます(「国民衛生の動向」1999年度版より)。
こんなときは肺炎かも・・・
風邪のあとに熱が下がらない・・・咳がだんだんひどくなる・・・色のついた痰がでる・・・こんなときは肺炎にかかっている可能性があります。自然に治ることもありますが、放置しておけば重症化することもあるため、すぐに病院を受診しましょう。とくに体力のない小児や高齢者は入院が必要になる可能性があるため、注意してください。
肺炎のいろいろ
肺炎といってもその性質はさまざまです。特定の微生物によるもの、原因不明のもの、感染性があって人にうつるもの、アレルギーや薬剤が原因で人にうつらないもの、さまざまな種類ものがあります。そして、その種類によって治療法は異なってきます。医師にかからずに肺炎だから風邪の延長みたいなものと決め付けずに、必ず医師の診断のもと、正しい治療を行うようにしましょう。
肺胞性肺炎と間質性肺炎
肺炎は、肺のなかでどの部位に炎症が起こるかによって呼び方が異なります。
炎症をおこす場所は大きく2種類に分けられます。1つは、炎症が肺胞にみられる肺胞性肺炎、もうひとつは肺胞周囲の間質(肺胞と肺胞の間の空間)におこる間質性肺炎です。
肺化膿症も肺炎の一種
ちなみに肺化膿症は、肺胞性肺炎で化膿した炎症部が腫瘍をかたちづくり、壊死(細胞の死)に陥った状態です。つまり、肺炎が悪化していしまった症状です。広くは、肺炎の一種とされます。
なお、結核、真菌、寄生虫によるものは肺化膿症とはよばれません。




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